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教員・研究室一覧

界面応用化学研究室

 

大きな表面積をもつ素材の開発 -固体表面機能の発現と修飾、解析、および応用に関する研究―

【担当教職員】 【担当授業科目】
教      授 進藤隆世志

基礎化学Ⅱ,基礎化学Ⅲ,触媒化学,有機資源化学(学部)
有機資源化学特論(大学院博士前期課程)
触媒プロセス工学(大学院博士後期課程)

講      師

井上 幸彦

有機化学Ⅰ,有機合成化学,実践有機化学(学部)
高分子機能学(大学院博士前期課程)

助      教 北林 茂明 化学演習(学部)
技 術 職 員 池内 孝夫  
【研究内容】

1 固体表面は、片側には原子が整然と配列していますが反対側にはいろいろな種類の分子が存在する 不安定で特殊な環境です。このため原子の化学的な活性が発現しやすくなります。そこでこのような 影響が強く現れる大きな表面積をもつ物質を、さまざまな天然の原料から合成する方法を開発します。 それによって地域に産出する資源の付加価値を高め、吸着や触媒作用を通じて、環境問題へ応用する ための研究を展開しています。

2 固体を設計、調製するとき、気体、液体、固体の混ざり合った不均一な相が形成されます。このとき 固体と液体(あるいは気体)との境界面(界面)は重要な反応場となることが知られています。また、 固体の表面に性質の異なる物質を加え、複合化するとき、物質の種類だけでなく、その形やサイズ、量などを制御することで特異な性質が発現することも知られています。このような界面での現象を化学と物理の原理に基づいて解明したり、その現象を利用して有用な材料を創ることにより、環境分析や環境浄化 だけでなく、ものづくりや工業プロセスへ応用することも視野に入れ、多面的に研究を展開しています。
3 違う種類の分子同士が接して存在するのは固体表面だけではなく、高分子水溶液など、高分子と水が共存する場でも、高分子と巨大な鎖の周りを取り囲んだ水との間に一種の界面が形成されています。近年注目されている感温性高分子は、温度によって高分子と水との共存状態が変化し、溶解性が変化する興味深い性質を持っています。現在感温性高分子として知られているアクリルアミド系高分子に関して、水溶液が示す挙動のコントロールや、その機能を他の材料表面へ導入することによる新たな機能性材料の合成、および感温性高分子ゲルの新たな用途開発などの研究を展開しています。